専業主婦だけど離婚したい・・・何から準備すればいいの?
何はともあれ、いちばん考えなくてはいけないのはお金ですが、専業主婦が離婚するということは様々なリスクがあるわけです。
リスクとはどんなものか、リスクを減らすためにはどうすればよいのか、考えていきます。
・生活費はどうするのか
・住むところはどうするのか
・子供は育てていけるのか
・すぐに仕事はできるのか
この4つを挙げただけで「無理、考えられない」とため息をつく人がほとんどでしょう。
でも一つ一つクリアしなければ前には進めません。
そのためには事前準備が大切なわけで、離婚や別居にかかるお金をそれぞれまとめておくことです。
・離婚する時にかかるお金は?
夫婦間の話し合いで離婚が決まればいいのですが(協議離婚)、そうでない場合は調停での
話し合いになるため、調停費用がかかることがあり、弁護士に依頼すれば弁護士費用もかかってしまいます。
別居をする時には、賃貸物件の契約や引越し代のお金も必要となるため、へそくりで貯めておくのがよいでしょう。
離婚後も生活していくためのお金が必要なので、あらかじめ確認しておきます。
離婚の際に請求できるお金には「婚姻費用分担請求」「慰謝料」「財産分与」「養育費」があります。
別居後に住む場所の確保も必要ですが、実家に戻る選択をすれば家賃などの負担がなくて済みますね。
・子供はどうするか
子供がまだ幼い場合、仕事を始めれば常に一緒にいるのは難しいので、実家や保育園など
子供を預けられる場所を決めておくことが必要です。
・離婚の切り出し方はどうするのか?
事前準備が整ったら、相手に離婚を切り出すタイミングですが、同居中か別居中かでそれぞれ違います。
同居中なら、離婚したいという旨を相手に直接伝えるのが可能ですが、気をつけなければいけないのが感情的にならないということです。
これは難しいかも知れませんが、こちらが感情的になってしまえば当然相手もそうなるわけで、感情的になると話し合いは進まなくなります。
話し合う内容を前もってメモ書きし、一つずつ話をしていくのがいいでしょう。
・最後に
別居中の場合、相手との直接の話し合いは難しいため郵便やメールなど証拠が残る方法で、
離婚したいという旨とその理由をはっきりと伝えましょう。
結婚するためにいろいろと準備をしたのと同様で、離婚する時も準備がひつようであるということを覚えておかなければいけません。