離婚調停の流れについて、離婚調停は簡単で怖くない


 

離婚調停で家庭裁判所に行ってからの流れを知りたい、教えて

 

家庭裁判所というところも調停も、全く知らない・・・離婚調停の様子や流れを少しでも詳しく知って不安は取り除いておきたいものです。

 

まず、小さなお子さんがいてどうしても当日お子さんを預けられずお子さん連れで家庭裁判所に行く場合、時間が長くなることを想定して紙オムツやミルク、フード、おもちゃなどは足りなくなることがないよう準備しておきましょう。

家庭裁判所の待合室にはベビーベッドは設置されていますがミルクやフードの販売はないので、大きな声で泣かれるとほかにも調停で訪れている方々がいる手前、焦ってしまうのはママのほうなので準備万端で出かけてください。

 

家庭裁判所に着いたら、書記官室で受付けをします。

家庭裁判所は「家事事件」と「少年事件」を扱っていて、離婚調停は家事事件ということになります。

受付けでは当事者である自分が来たこと、離婚調停の事件番号、自分は申立人か相手方か、

そして氏名を伝えると裁判所の職員からどの控え室で待つか指示があります。

 

申立人と相手方、受付けは同じですが控え室は別々です。

顔を合わせることはありませんがDVなどで暴力を振るわれる危険があったり、受付けですれ違うことさえ避けたい場合は事前に裁判所に電話をして相談しましょう。

 

家庭裁判所では同じ時間帯に複数の調停があるため、離婚調停に限らず養育費調停、遺産分割調停など、それぞれの当事者や家族や代理人弁護士などが同じ控え室で待つ場合があります。

 

控え室で待っていれば調停委員の1人が呼びに来ますが、名前ではなく受付け番号や事件番号で呼ばれると思っていてください。

そして呼びに来た調停委員の後について「調停室」という部屋に入ります。

ここまでの流れだけでも自分なりにイメージしてみると怖いと思ってしまう方がいるかも知れませんが、多少の緊張はあるとしても家庭裁判所はニュースやドラマで見るような、事件の裁判を行う法廷とは違い、調停室も見た目はテーブルとイスが置かれた会議室で、話し合いをするための部屋なので心配はいりません。

 

前に、お子さんのための持ち物について述べましたが、緊張して喉が渇いてしまった時は飲み物の自動販売機がありますし、ほとんどが喫煙所もあります。

小銭は多めに持っていたほうが安心ですね。


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