離婚すればシングルマザーになる私。そこから先が想像つきません。
周囲から祝福され、愛し合って結婚した夫婦でも離婚の危機が突然おとずれることがあるのですが、それを回避できずシングルマザーになってしまうと予想もつかなかった不安や辛い出来事に直面します。
「金銭面で苦労しないシングルマザーはいない」
離婚後は金銭面で苦労するのは確かです。
共働きの夫婦だったとしても、離婚して自分が一家の大黒柱となり子供を育てていくために働かなければいけないとなれば、一方の収入がなくなるのはとても大きなダメージです。
専業主婦だった場合は職を探すのが難しいでしょう。
離婚する時に養育費の取り決めをしたとしても、途中で支払われなくなる場合もあります。
それによって生活が苦しくなれば、離婚したことを後悔します。
経済的な問題はシングルマザーの母親だけでなく子供にも大きく影響します。
「世間の目が気になる」
昔に比べるとだいぶ少なくなりましたが、シングルマザーに対する偏見の目や、冷たい言葉などは現代社会でもまだまだあるものです。
悪気はないとしても「離婚するなら結婚なんかしなければいいのに」「そんな理由で離婚したの？」「自分のことしか考えてないんじゃない？子供がかわいそう」など、面と向かって言われるのも辛いものですが、この間まで仲良くしていたママ友たちが陰でヒソヒソ・・・
なんてことを知ったら、自分の居場所さえなくなる感じになるでしょう。
もしかしたら、そんなことから子供がいじめにあうことだって考えられます。
職探しに関しても、子供がいれば仕事を休みがちになるだろうと勝手に思われるし、離婚の原因も知らないような人が「人間的に何か問題があるのでは？」と憶測でものを言うことも。
シングルマザーより普通の主婦を雇ったほうがいいと採用を断る、そんな信じられないようなことが実際にあるのです。
こういった経験をすると離婚をしたこと、シングルマザーになったことを後悔します。
「年齢的にもそろそろ再婚したいと考えた時」
世間では幸運に恵まれてシングルマザーが年下の男性と再婚するケースもありますが、うまくいく夫婦はほんのわずかだと思ってよいでしょう。
自分の連れ子と初婚の相手が親子として良い関係が築けず、また離婚という最悪な結果に至る場合が多いのが現実です。
そしてその前にシングルマザーにはなかなか出会いがありません。
自分に合う人はどこかにいるはず・・・と夢みて、出会い系などを利用して知り合った男性は浅い関係で終わってしまうでしょう。
子供のことまで真剣に考えてくれるような男性が出会い系に登録しているでしょうか。
女性は出産を機に強くなり、離婚を経験するとさらに強くなるものです。
ですから、離婚直後はその強さでちょっとやそっとのことは乗り越えていけますが、シングルマザーになって苦労をし、不安を感じるようになると強かった自分がだんだんともろくなって少しずつ弱くなっていくのです。
今、離婚を考えているとか、シングルマザーになるかどうか瀬戸際に立っているようなら、あなたがこの先後悔しないためにももう一度考え直してみることをおすすめします。
